事業面での2030年に向けた取組み

直近3〜5年(〜2025年)で目指す、クラブの事業構造

COEDO KAWAGOE F.Cは事業面で今までにない挑戦を掲げるサッカークラブ(会社)です。

具体的には2021年現在、1期目実績として売上2,800万円を達成。
ただし、実情としては売上の半分程度をパートナー(スポンサー)様から売上に依存している形となります。

COEDO KAWAGOE F.C株式会社としては、そのようなスポンサー様に依存する度合いの多い状態に甘え続けるのではなく、
スポンサー以外でも強い事業モデルへ転換していく挑戦
をして参ります。

具体的には、

・川越特化オウンドメディア「#川越(ハッシュカワゴエ )

 実際にクラブスタッフが取材しており、1年目には150件の取材を完了。
 2期目以降は年間100-200件程度の取材、記事化を予定しております。
年間700万人が訪れる、観光都市川越に関わるSEOキーワードをとり尽くすことで、サッカークラブが今まで持てなかった広告価値を持つことを目指し、先行投資しています。

TikTokなどをはじめとしたSNS媒体

 COEDO KAWAGOE F.Cでは特にTikTokを中心に、SNSに注力しています。
 SNSを活用することで、スポンサー企業様が今まで持てなかった外部への露出機会の確保などを得ることができ、またオウンドメディア企業として地位確立のためにリソースを先行投資しています。
すでに1投稿で600万回再生された事例などもできており、新しい露出媒体としての可能性を秘めています。

今後10年(2030年)に目指す、クラブの事業構造

参考)岐阜のさるぼぼコイン。市民税の支払いもできる。

そしてオウンドメディアが成長した先の、遅くとも2030年(もっと早く実現したい)には行政と連携した形での「地域通貨構想」を実現したいと思っています。

なぜサッカークラブが「地域通貨構想」を目指すのか。
それは僕らのクラブミッションである「フットボールクラブを通じて、川越に夢と感動を創出し続け、100年続くクラブへ」を実現するためです。

コロナ禍という未曾有の事態を経て、
Jリーグクラブをはじめ、多くのスポーツクラブが経営危機に陥りました。
その理由の多くは、いわゆる「スポンサーへの収益依存」がその大部分を占めています。

クラブが長く永続的に存在し続けていくためには、
産業として、経済として街に根づき、価値を出し続けていく必要があります。

サッカークラブの強みは、飲食店、美容室、IT企業、商社、工場など業種を問わない多くのつながりを持つことができることです。

クラブとして本気でJリーグを目指す中で、そのようなつながりを生かしながら、川越に今までにない新しい価値を提供を目指しながらも、強い事業基盤を作り、100年以上クラブが存続していける仕組みづくりを目指し、日々挑戦していきます。